容量4GBのメインメモリは他社製品にない利点 LTEの対応周波数帯も広い
2015年4月21日前述のとおり,ZenFone 2は,Atom Z3580またはAtom Z3560というSoCを採用している。今回タッチ&トライコーナーでテストしたのは,Atom Z3580を搭載したモデルだ。Atom Z3580は,CPUコアを4基,GPUコアに「PowerVR G6430」を採用したスマートデバイス向けAtomプロセッサである。最大CPU動作クロックは2.3GHzだ。
Galaxy S6シリーズやXperia Z4の搭載SoCは,ARMアーキテクチャのCPUコアを8基搭載しているので,「性能面で見劣りするのではないか?」と思うかもしれない。だが,後述するベンチマークテストの結果を見る限り,Jonney Shih氏が「(重要なのは)コア数ではない」と力説していたのも頷ける。
メインメモリはデュアルチャネル接続のLPDDR3で,記憶容量は4GBだ。ゲームだけでなく,バックグラウンドでさまざまなアプリケーションが動作している今時(いまどき)のスマートフォンにとっては,メモリ容量は多いに越したことはない。
ストレージ容量は,64GBもしくは32GB。容量64GBのmicro SDXCカードにも対応しているので,ストレージで困る心配はあまりなさそうだ。
対応する通信周波数帯は,3G(WCDMA)がBand 1/2/5/6/8/19,LTEはBand 1/2/3/4/5/6/8/9/18/19/28となっており,LTEの対応周波数帯が幅広いのは評価したい。SIMスロットは2つ用意されており,SIMスロット1はLTEに対応したスロットとなっている。なお,SIMスロット2は「2G」と印刷されているとおり,音声通話用SIMのスロットなのだが,日本国内で使う限りにおいてはほとんど意味がない。
ちなみに発表会では,ZenFone 2に関するMVNOのパートナー企業として,DMM(サービス名はDMM mobile,以下同),インターネットイニシアティブ(IIJmio),geanee mobile,ニフティ(NifMo),TOKAIコミュニケーションズ(モバイル4G),U-NEXT(ユーモバイル),ワイモバイル,楽天(楽天モバイル)の名前も挙げられていた。これらの企業からは,ZenFone 2とSIMをセットにした製品が提供されるとのことだ。
ソフトウェア面もチェックしていこう。まず,OSはAndroid 5.0(Lollipop)で,Google純正に近い雰囲気を持つ「ZenUI」をホーム画面アプリとして採用している。
操作に対するレスポンスも良好だ。発表会で,「タッチレスポンスが60ms」と力説されていただけのことはあるようで,ソフトウェアキーボードの入力に対する反応は迅速だし,ボタンのタップに対する応答もとてもいいものだった。店頭でも試用できる機会があったら,ぜひ体験してほしい。
Galaxy S6シリーズやXperia Z4の搭載SoCは,ARMアーキテクチャのCPUコアを8基搭載しているので,「性能面で見劣りするのではないか?」と思うかもしれない。だが,後述するベンチマークテストの結果を見る限り,Jonney Shih氏が「(重要なのは)コア数ではない」と力説していたのも頷ける。
メインメモリはデュアルチャネル接続のLPDDR3で,記憶容量は4GBだ。ゲームだけでなく,バックグラウンドでさまざまなアプリケーションが動作している今時(いまどき)のスマートフォンにとっては,メモリ容量は多いに越したことはない。
ストレージ容量は,64GBもしくは32GB。容量64GBのmicro SDXCカードにも対応しているので,ストレージで困る心配はあまりなさそうだ。
対応する通信周波数帯は,3G(WCDMA)がBand 1/2/5/6/8/19,LTEはBand 1/2/3/4/5/6/8/9/18/19/28となっており,LTEの対応周波数帯が幅広いのは評価したい。SIMスロットは2つ用意されており,SIMスロット1はLTEに対応したスロットとなっている。なお,SIMスロット2は「2G」と印刷されているとおり,音声通話用SIMのスロットなのだが,日本国内で使う限りにおいてはほとんど意味がない。
ちなみに発表会では,ZenFone 2に関するMVNOのパートナー企業として,DMM(サービス名はDMM mobile,以下同),インターネットイニシアティブ(IIJmio),geanee mobile,ニフティ(NifMo),TOKAIコミュニケーションズ(モバイル4G),U-NEXT(ユーモバイル),ワイモバイル,楽天(楽天モバイル)の名前も挙げられていた。これらの企業からは,ZenFone 2とSIMをセットにした製品が提供されるとのことだ。
ソフトウェア面もチェックしていこう。まず,OSはAndroid 5.0(Lollipop)で,Google純正に近い雰囲気を持つ「ZenUI」をホーム画面アプリとして採用している。
操作に対するレスポンスも良好だ。発表会で,「タッチレスポンスが60ms」と力説されていただけのことはあるようで,ソフトウェアキーボードの入力に対する反応は迅速だし,ボタンのタップに対する応答もとてもいいものだった。店頭でも試用できる機会があったら,ぜひ体験してほしい。
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