PC向けMMORPG『ブレイドアンドソウル』が2015年3月1日、大型アップデート“天舞”の実装を機にプレイ料金の無料化を実施した。同作は2014年5月20日に正式サービスを開始。以来、ひと月のプレイ料金は3000円に設定されており、国内で運営されているオンラインゲームの中では群を抜いて高額だった。

 今回の運営サイドの英断に導かれ、プレイを開始・再開しようと考えている読者も多いと思う。そんな方々を後押しするべく、あらためて同作の特徴を紹介する。

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▲キャラクターメイキング画面。4種族・8職業からひとつを選び、自分の分身を作成する。外見はかなり細かい部分まで設定できる。そのパターンは驚きの9999兆通り以上!

 美しい描画に東洋風の世界設定、アクション性の高い操作など、同作の魅力は多々あるが、まず伝えたいのが“ほかのオンラインゲームとは比較にならないほどの疾走感”だ。
 キャラクターはキビキビと動き、素早く“武功(スキル)”を放ち、1回の戦闘は短時間で決着がつく。そして、移動用の武功“軽功”を習得すると、壁を駆け上がったり水上を跳ねたりと、まるでカンフー映画のように動けるようになる。軽功はプレイを始めてすぐに習得できるので、まずは言葉で説明しにくいこの感覚を味わってほしい。

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▲プレイヤーは“武功”と呼ばれるスキルを駆使して戦う。武功は、レベルが上がるごとに増える修練ポイントを振ることで性能が向上・変化する。

 疾走感を覚えるのは、キャラクターの動作だけではない。プレイヤーはシリアスなメインストーリー“エピッククエスト”を進めながら世界を冒険するのだが、このエピッククエストもスピーディーに展開する。テンポよく冒険の舞台が先へ先へと広がるので、景色に飽きることなく、気がつけば大陸を縦横断しているほどだ。
 加えて、“縮地”と呼ばれるオブジェクトが拠点やダンジョンの近くに必ず設置されている点も、疾走感の高さに拍車を掛けている。一度その場所を訪れると、いつでも瞬間移動できるようになるので、長距離移動に費やす時間も必要とされない。つねに密度の濃いプレイが続けられるので、時間に追われがちな社会人プレイヤーにも向いていると言える。

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▲プレイヤーが巻き込まれることになるエピッククエストでは、つぎつぎに波乱が巻き起こる。ストーリーを追っていくうちに自然と行動範囲が広がるのだ。


▲縮地は各所にビッシリと設置されている。使用には小額の料金が必要だが、瞬時に目的地に移動できるので、非常に便利。

 また、少し意味合いが変わってくるが、疾走感はパーティーメンバーのマッチングに関しても当てはまる。同作の職業は明確にロール(役割)が分けられていないので、どんな職業が集まっても戦闘に苦労することはない。「人口が少ないヒーラーを待って数時間が経過……」なんてことが起こらないので、すぐに出発できるのがうれしい。
 なお、同作のほとんどのダンジョンはMO形式のインスタンスダンジョン(ID)で、多くがサーバーを超えたマッチングに対応している。待ち時間を軽減させる仕組みが整っている点が現代的だ。

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